先日観ていたとある番組で東急世田谷線の沿線風景が映っていたのを見て、ふと世田谷線沿いを歩いてみようかなと思い立ちました。
というわけで小雨が降る中、下高井戸へ。立派な橋上駅舎を持つ駅ですが、高架化で跡形もなく消えてしまうんでしょうね。
足元に目をやると最近設置されたような商工案内が。「京王帝都」の表記が泣かせます。
世田谷線は側道が整備されているので歩きやすいですね。線路内が一面のクソミドリで軌道緑化に勤しんでいるように見えますが、偶然の産物だそうです。
有名なアイツ。車内に入りたかったのですが、例の感染症の影響か閉鎖中でした。悲しみ。
東急は東京急行電鉄の略称ですが、2019年に鉄道事業を分社化した際に「東急電鉄」が正式名称となったため、これは旧社名ということになります。
これから徐々に消されていくのか、それとも残り続けるのか、ちょっと気になります。
1時間半程度で三軒茶屋に到着。5kmと短い路線なので沿線散歩も軽く済ませられます。
キャロットタワーとその麓に広がる飲み屋街のツーショット。こういう景色が好きなので出来る事ならずっとこのままでいてほしいです。
三軒茶屋に着いたあとは適当に腹ごしらえをして世田谷線に乗り来た道を戻ります。
ちなみに前回世田谷線に乗った時はまだ玉川線時代の電車が走っていました。二十数年ぶりの乗車です。
そこそこ進んでいるように思える京王線の高架化工事ですが、下高井戸付近は手付かずに見えます。この景色を記録するのも今のうちです。