第8回 鉄道模型広場 in ルミエール府中

去る2022年5月4・5日、例年5月と10月に開催されている巨大運転会「鉄道模型広場 in ルミエール府中」が行われました。その様子をお伝えいたします。

世界的な例のアレの流行により、2020年から2021年5月までは休止していた府中運転会。昨年10月に再開され、今年も無事に開催される運びとなりました。早速設営日から見ていきましょう。

資材輸送は1000番台さんに手伝っていただき、車にギッチギチに資材を詰め込んでルミエール府中に到着。先に会場に着いていた設営参加者と協力して荷下ろしを行い、自分のブース前に置かれたところで一枚撮影。
今回は前回と異なり全日参加でき、今まであまり使っていなかった敷き布も用意して準備万端。しかも自分としては珍しくレイアウト案も考えてるときたもんだ。やるぞやるぞ〜。

複線の外周の中に「てんてつき」をふんだんに使った斜め車庫を配置し、トレインケースを使ったひな壇を設ける想定で設営を進めていきます。わぐちん、やはっち、ともさんに手伝ってもらいました。
右上にいるのはプラレールのすべてを立ち読みする銀嶺。

ともさんが「こんなのも持ってきたんですけど」と取り出したのは、なんとあの伝説の情景部品セット「いろいろ情景いっぱいセット」のリアルカラー跨線橋&信号所!
早速駅を組んでニッコリです。

レイアウト案構想時に「昔のセット品の写真みたいな組まない?」と提案してくれたやはっちの手により、レイアウト内側にが造成されました。
内周の方は歴代の橋梁を使った欲張り鉄橋ゾーン。
おや、トレインケースの上にあやしい箱が...

ある程度設営が済んだら試運転。車両はなんでもいいので異次元列車を出しましたが、飛んでいかないか心配でした。

おーっと!またまた姿を見せましたね!これはですね... お、こんな時間に呼び鈴が。誰だろう。

自分のブースの整理が終わったら他のブースを周回。
まずは福遠ゾーンを興味深く見ていたら「こうやってレールの間に木の棒を敷くじゃん、で軌陸車置くじゃん、お〜」と福遠がまさに好きそうなことをやってニッコニコ。
京王でいま話題の高架化工事の再現です。

そして上の方にチラ見えしていたのは東京競馬場。いまアツいですからね。競馬。
というかこういうネタが入ってくるようになったあたりに主要メンバーの高齢化が見られます。

黒江さんのゾーンではスーパーレールの試運転中。EF66ブルートレインがかっこよく走ってるぞ!と思ったら客車の連結が外れ、カラ馬と化したEF66が一周して衝突。
紀伊」「言うなよ」

池谷ブースに目を向けると... おおっ!7000系デビュー時仕様だ!津島くんの作品です。かっこいいなぁ。

そういえば自分のブースを撮ってないやと思い一枚。製品・改造品・旧製品・現行品・国内品・海外品なんでもドンと来い!のスタンスでいたらエラい事になりました...

砂川ブースへ。今年が鉄道150周年の節目の年なので、知る人ぞ知る側面イラスト本「陸蒸気からひかりまで」をオマージュした「陸蒸気からリニアまで」がテーマの展示となっています。
当の砂川軍団は設営開始後しばらくしても到着せず、ブースがスカスカでしたが設計図を持ってきたことで軍団到着後は1時間で設営完了。度肝を抜かれました。

設営終了後は各々解散。腹が減ったのはiwatetuと六郷を誘って府中駅前にある「紅」でラーメンをボコボコにしました。

以下は公開日。

なんとなんと、今回は「第二会場」が登場。ルミエール府中でよく開かれているHOゲージの運転会「七宮会」が電撃参加です。

壁!パネルステーションを盛り込んでマジで良い(語彙力低下)
あ、高架下に資材を置きっぱなしにしてる人がいますよ!全くも〜!

あ、もしもし、ポット交番車セットですか。ええ、うちのブースに不審車が入り込んでまして。特徴、えー特徴、はい、えー白い車体に、えー青い帯で...

七宮会にお邪魔するとちょうど京王8000系が入線中。1992年頃の光景ですね。

競馬要素(放牧)
手前の松の木は[禁則事項です]。

1回目のナイトモードではライト付えきが大活躍。ただ他のゾーンと比べるとナイトモード映えがあまりしなかったので、次回は電飾を導入したいと思います。

お昼頃には大御所である某大物編集者のY様、そしてベテラン改造プラレーラーの松電様がいらっしゃり、お話を聞いたり20年モノの改造車を拝んだりしました。

うっひゃあ... プラレールのすべてに掲載されている車両の本物ですよ。

再びナイトモード。京急Pゾーンでは府中周辺の路線が再現されています。手前には交通遊園も!

福遠ゾーンに目をやるとセムの長編成が走っていて驚愕。これトミカのセットに1両しか付いてこない車両なんですけど、こんな集められるのは只者ではないですよ。

初日は17時で閉場。夜は京急Pと博麗に家まで送ってもらいました。

以下、二日目。

まだ人が少ない9時台前半、放送室から全体像を撮影。こう見ると本当に巨大な運転会なんだなと感じます。

これは天王寺おもちゃ屋で見つかったらしいです。知らんけど。

池谷ゾーン。細部に目を凝らすとネタが散りばめられている素晴らしいトミカタウンです。永山〜多摩センターがイメージのようで、奥に京王線小田急線が並走する区間があります。

京王線の並びを見て笑顔になりました。

こちら砂川ゾーン。砂川高輪築堤が再現された区間があって勝手に盛り上がってました。

二日目は15時で公開終了。そして撤収。えちごやさんに資材撤収を、資材返却はともさんとsetunaさんに手伝っていただきました。ありがとうございました。

スシ。

寿司。

ファンタ。

2016年12月に始まった府中運転会。今回は当時の運転会レポートを読んだ人もいるであろう10代の新規参加者が大勢おり、まだまだプラレール界も明るいなと思った20代半ばのワシでした。
話してみるとジェネレーションギャップを感じる部分が多く、まだ歳近いじゃ〜ん!と思ってたんですがそうでもないことを実感。厳しいねスタンプ。ともかく皆様の今後に大期待です。マジで。

今年10月の開催分はルミエール府中の耐震補強工事によって休止です。次回開催の第9回は来年5月になります。