【プラレール】EC08 スカイライナー(新塗装)

度々取り上げているEC箱世代のプラレール。その中でも一風変わった個体を入手したので紹介します。

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1985年に発売された新塗装の「EC08 スカイライナー」。何の変哲もない古いプラレールと言えばそれまでなのですが...

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お分かりいただけただろうか...

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こちらは別個体の同製品。上の写真と比べてみると、「動力車付」の下に「乾電池の入れ方 A-a」という表記があるのが分かります。

これはEC箱世代特有の表記で、先頭車カバーの外し方とスイッチの位置を示したものです。乾電池の入れ方についてはこちらの記事をご参照ください。

そうです。今回紹介するスカイライナーには乾電池の入れ方の表記が無いのです。

つまり、スイッチの位置が変わったわけです。と言うと、もうお分かりかと思いますが...

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新動力が入っています。EC箱は旧動力世代の箱なので、これは旧動力と新動力の過渡期に生産されたものということになります。箱で言うとEC箱(5代目)→6代目箱の移行期です。

ここまで書くと、ただ旧動力用の箱に新動力が入っているといういわゆるミスロットになるのではないかと思われるのですが、「乾電池の入れ方」が無い時点でそうではないと分かります。

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裏面を見ると、なんと6代目箱のフォーマットが印刷されているのです。あそびかたのイラストはEC箱では発売されていない「伊豆急リゾート21」。そしてこれまた6代目箱特有のものである実車の説明文も印刷されています。

つまり、このスカイライナーは6代目箱が発売された後になって生産されたEC箱なのです。

EC箱に新動力が入っている事例は他にも確認されていますが、どれも旧動力フォーマットの箱でした。箱まで新動力に対応しているのは現在のところこのスカイライナーのみで見つかっています。

プラレール新時代の幕開けを示すものとしては大変価値のある箱であることは間違いないと思います。