【プラレール】旧動力のL特急が2本

先日、庭に植えているプラレールの成る木が久々に実りまして、以下の2セットを同時に収穫しました。
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「基本No.3セット(1977)」と

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L特急 ブロック橋げたセット(1985)」です。

たま〜に良いのが実りますね。どちらもL特急のセットだったのは偶然なんでしょうか。

え?種ですか?そりゃ家にあるプラレールが種ですよ。土に植えて水をやると大木に成長します。自分は旧動力のD51を種として植えました。
噂によればプラスチック汽車やロータリー除雪車を種にするとかなり良いものが獲れるそうですが、生憎これらの種は高値で取引されているので農園で手に入れるのも一苦労です。

さてさて、製造年に差がある2本のL特急です。どれだけ差異があるのかどうか、顕微鏡で観察していきましょう。

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うわ、スイッチの長さが違う。

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後尾車のシャーシも違うぞ。

ちなみに中間車は同じでした。L特急は1977年に「チンチンふみきりセット」で先頭・後尾の2両編成でデビュー、時を同じくして単品と「基本No.3セット」がリリースされましたが、丁度箱のリデザインの時期と重なったため新旧の金型が入り乱れていると考えられます。

時系列順にすると

1977年前半 チンチンふみきりセット(2両編成) ←寝台特急シャーシ

1977年中盤 単品(電車箱・3両編成) ←新規設計シャーシの中間車を追加

1977年後半 基本No.3セット

という感じでしょうか。当時のカタログを見ても一緒くたに載せられているので1977年内での発売時期は定かではありませんが、少なくとも単品は7月頃までにラインナップに載っているので上記の解釈で良さそうです。



電車箱の単品も実ってくれると嬉しいんですけどねぇ。