【プラレール】ニューでんしゃ
ある程度プラレールの歴史を齧ってる人なら、この製品を知らない人はいないと思います。
「ニューでんしゃ」
1972年から76年にかけて生産・発売されていました。こちらはG-20と印刷されているので1972年の製造分。
庭に生えてたので捥ごうとしたのですが、ビクともしなかったので5000円を差し出したら自分から落ちてくれました。
とある本曰く「ステンレスみたいな銀メッキの電車」とのこと。「電動プラ電車」の系譜にいるので、モデルはおそらく国鉄301系でしょう。
とは言え、子供の想像力は無限大です。営団3000系や東急6000系・7000系に見立てて遊んでた子もいた事と思います。
メッキは遊ばれるとどんどん剥がれてしまうので、これ以上剥がれないように袋に入れて厳重に保管してます。
まぁなんというか、おもちゃだなぁというフォルム。銀色にしておけば最新の電車に見えるだろというトミーの企画室の会話が聞こえてきます。
動力ユニット。ここも銀メッキだったら面白かったのに()
蓋の裏には電池の入れ方が印刷されていますが、新しい紙で上書きされています。描かれている内容からプラ電車金型改修の過渡期に当たるものだと推測します。
1974年頃から製造された分は箱がリニューアルされ(上下箱の最終タイプ)、しばらくして金型も片運転台に変更されていますが程なくして絶版したので実は片運転台の方がレアだと言われています。