一度ある事は二度あるとはよく言ったもので、青D51の2編成目を入手しました。と言っても半年以上前の話になるんですが。
しかも箱付きです。もちろん上下箱。3両目の貨車(カーコンテナ車といいます)にあるはずのミニカーはまたも欠品。
さてこの"D51きしゃ"、公式には...というか通説では1973年発売で同年生産終了のレアモノなのですが、最近読み漁ったいくつかの書籍では1970年発売だったり1971年発売だったりと一定ではない事に気付きました。
そしてこの箱には既存の書籍やウェブサイトで公開されている同一箱とは違い、日本玩具協会のSTマークが印刷されていません。これはつまり、プラレールが玩具安全基準を満たす前に発売された商品だという事を意味します。
プラレールがいつまでに玩具安全基準に合格したのかという資料が見当たらないのですが、STマーク付きの同箱が存在している事から1970〜73年の間である事は間違いないでしょう。
で、何が言いたいかと言うと「発売は1970年頃で思ってたより流通期間が長かった」というだけ。ちなみに1970年のカタログには正にこの青D51がラインナップとして載っているので、同年発売で確定かと思われます。
この個体は前面側面共にナンバープレートが残っていて綺麗な状態を保っています。
青いなぁ...
それにしても、前の記事で提唱した「青い車体が不評で短期間で生産終了説」*1は今回の記事の内容からすると否定される事になります。やはり単なるカラーバリエーションとして生まれたと見るのが妥当でしょうか。