わけわからん紀行2020 バレンタイン編

2月14日・15日の2日間、特にアテもなく関西をフラフラしてたら色々と面白い事が起きたので記事にします。


まずは14日金曜日の話。バレンタイン当日ですが、そんなもん関係のない俺には遠出日和です。

先日なんとなく信号機について調べていたら、名古屋市内に旧型の信号機、いわゆる「角型」が現役で稼動しているとの情報を発見したので見に行く事にしました。

三重に帰省していたので関西線で名古屋へ。地下鉄東山線名城線と乗り継いで件の信号機がある町の最寄り、志賀本通駅まで行きます。

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名古屋市営は初乗車だったので新鮮でした。駅出口のサインがシンプルでかっこよかったので一枚。

2月にしては高い気温の中、テクテクテクテク(サービス終了済アプリケーション)と目的の交差点まで歩きます。古い信号機の置き換えというのは公表されないものなので、昨日は動いてたのに今日は無いみたいな事がザラにあるそうです。最新の稼動情報も今年1月だったので動いてるか不安でしたが。

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ありました!信号機はまるで詳しくないのですが、古いもの好きとしては見逃せません。

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昭和44年製らしく、国内最古級の道路用信号だそうです。

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意識して信号機を見た事がないので、こう見るとなんか新鮮です。またいつ消えるか分からんシロモノなので満足するまで撮影しました。

さて目的を一つ達成してしまったので名古屋駅に戻ります。名鉄瀬戸線の尼ヶ坂から栄町に出て、地下鉄東山線で来たルートを戻ります。

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久々の名鉄でした。この時点で昼。どこかで飯を食べようと思い、せっかく名古屋にいるんだしきしめんでも食うかと新幹線ホームへ。

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美味しかったです。じゃ、京都行きま〜す。

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京都に来ました。

いや、本当は15日に行く予定だったんですが、京都行きたいなってなったので、来ました... 決して名古屋に何も無いからというわけではなく...
短距離で新幹線を使うのはで初めてでした。

2012年から毎年来てるとそろそろ行く場所が無くなってくるのですが、京都市内に良さげな喫茶店があるそうなのでそちらへ直行。

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「喫茶 翡翠」にやってきました。京都市営地下鉄北大路駅から徒歩10分程度。

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冷コーを1杯。店内の雰囲気は俺好みなものだったので満足です。テーブル筐体も3台ほど置いてありました。

1時間ほどダラダラした後は大阪へ向かうために京阪線へ。始発駅から特急に乗りたいので出町柳まで出ました。

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馬鹿と煙は高いところが上りがちなのでダブルデッカーの2階に乗ります。

沈みつつある太陽を眺めながら淀屋橋まで乗り、大阪市営で梅田へ出ます。夕飯探し。

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レトロな雰囲気漂う大阪駅前ビルの地下を彷徨っていたら良さげなお店を見つけたので入りました。喫茶店スタイルのレストランかと思うのですが、店内は正解だったのでオススメです。

コーヒーを啜りながら店内のテレビで大阪ローカル番組を見ていると、ふと目を落としたツイッターに「琵琶湖線:運転見合わせ」という情報が流れてきました。オイオイ。これから琵琶湖線で帰るんやぞ。

運転再開しても遅延が拡大してるとどうしようもないので、余裕を持って終電の数本前になる時間にとりあえず京都まで出て様子見。着いた頃には運転再開をしていたので一安心。

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切符を買い直すついでに駅を出てバレンタイン限定ライトアップの京都タワーを1枚。

琵琶湖線が再開していたお陰で無事に草津まで行けたので、後は草津線で柘植に出て関西線に乗り換えるだけです。

と、石部駅停車中に「反対列車が濃霧の影響で遅延している」との放送が入りました。草津線で霧が出るのはいつもの事なので、大して気にせず約20分遅れで発車。

すると少ししてから甲南駅付近で濃霧のため、貴生川〜柘植駅間で運転を見合わせています。再開の目処は立っておりません」と追って放送が。オイオイ。俺は柘植まで行きたいんやぞ。

「このため、この列車は柘植行きですが、行き先を変更し貴生川行きとして運転いたします」

あぅ。

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貴生川で放り出されてしまいました。確かに凄い霧。柘植まで乗るはずだった列車は折り返して霧の中へ消えていきました。

この時点で21時39分。柘植で乗り換える関西線はもう最終列車しかなく、しかも22時17分には出てしまうのですが。間に合うか心配になってきます。

少しばかりホームでボケ〜ッとしていると21時55分発の柘植行きが来るとの放送があったので、こんだけ遅れたら関西線最終も接続待ちしてくれるかなと少し期待します。

が、どうやらその列車も10分ほど遅れていたらしく、22時を過ぎてから来ました。

柘植には22時36分に到着。

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列車おらん... 関西線も遅延してるかな?と思って他の乗客たちとホームで待っていると、先ほど乗ってきた草津線電車の車掌がやってきました。


車掌「あの〜、もしかして亀山行き待ちですか?」

我々「」(肯定の仕草)

車掌「どうやら定刻で発車してしまったみたいでして...」

我々「!」

車掌「指令に確認してみます」


車掌さんと指令の電話でのやりとりを小耳に挟みながら、とりあえず帰る手段が現れるまで待つしかありません。


結局、JR西日本が代行タクシーを出してくれる事で決着。約1万円もする距離を見知らぬ他の乗客との相乗りで亀山まで送ってもらいました。


柘植とかいう山の中で放置されそうになった時はどうしようかと思いましたが、無事に帰れたのでヨシです。みなさんも濃霧には気をつけた方がいいかもしれません。