EC箱。それは1978年から87年頃まで単品用の箱、その通称です。
EC箱が登場する前の電車箱時代の1977年には青い鼻の0系である「ニューひかり号」が発売されました。
↑詳しい事はここで。
「ニューひかり号」は1979年頃に絶版、入れ替わりに「ライト付ひかり号」が発売されました。
と、こうまとめてみると「間の1978年にEC箱のニューひかり号があるのでは?」と推測が立つのですが、どういうわけか全く発見されず。
ただ情報はあるわけでして、例えばプラレール博物館さんのEC箱のページには
と書かれていたり
ニューひかり号|EC01|連結器カバー「青」
とあるのです。じゃああるでしょ、という事なんですが、結論から言うとありました。見つかりました。
ちなみにフィギュア王15号を入手してプラレールに関する記述が無いか探してみたのですが見当たりませんでした。他の号にあるのかも?
これが長らく発見されてこなかったEC付番のトップナンバー「EC01 ひかり号」です。そう、単なる「ひかり号」なのです。
凄いぞ!EC01は本当にあったんだ!
以前のニューひかり号の記事では「電車箱の専用箱が無くなったと同時に『ニュー』をつけて旧ひかり号と区別したのでは?」との仮説を立てましたが、立証できませんでした。
中身はライトが窪んだタイプの青鼻です。「動力車は、反対側に入っています」と親切な注意書き。
箱の裏面。
箱が著しく損傷しているのが残念ですが、G-nn付番と片方の蓋が綺麗に残っていたのでホッとしてます。これらが無いと製造年もEC付番も結局不明なままで終わってしまっていました。
てなわけで、EC01はあったよ!というお話でした。