【プラレール】たのしい電車ビデオ付 立体交差セット

ライト付ひかり ニュー立体交差セットの後継として1991年に発売されたのが、この「たのしい電車ビデオ付 立体交差セット」です。

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ビデオ欠品の状態で入手しました。どんな内容なのか気になります。

車両が変わった以外前述のものとほぼ同様ですが、直線レールが2本追加されて少しデラックスな感じになりました。

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ビデオの収納と車両の変更に伴い、容器のレイアウトは変わっています。

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ニュー坂レールは100系の下に入るように。工夫されてますね。

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●セット内容●

まぁ特に語る事もないスタンダードなセットですが、インターネット上の情報が少ないので紹介いたしました。ちなみにパッケージの100系は黒スイッチの新動力初期型ですが、セットには白スイッチのものが入ってます。

また気まぐれで何か取り上げていきますので、何卒。

第2回川口でんしゃ広場

将軍様主催の川口運転会の第2回がこの度開催され候。テーマは「1990年代」とのこと。

てなわけで記事にします。ズラズラ〜ッと短いキャプション付きで写真を載せてまいります。

以下は11月30日の設営の様子。

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今回は遅刻せず無事に集合時間に到着。会場に着くと資材搬入待ちとの事でオタクたちと談笑。持ち合った車両を見せ合ってバトルしてました。

資材到着後は机の配置決めとレイアウトの設営。平塚がレイアウト中心に赤羽駅を設けたいとのことで、何かと定番の日の字型にテーブルを配置。駅組、本線組、車庫組のように分かれて好きなようにレールを敷いていきました。

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持ち込んだ「ふくせんステーション」を使いたかったので、とりあえず複々線の内側2本に配置。上手い具合に収まるものですね。

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ガラナ補給所。

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こちらは遠景。

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複々線の内周にもう1本敷こうと思っていたプレートガーターと大鉄橋の高架線は将軍様の提案でそのまま複々線の最内周側に流用されました。線路も中央の駅に接続され、徐々に完成形が見えてきます。

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出来つつある赤羽駅。なかなか壮大です。

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外側に配置される駅はこんな感じに。配線にこだわりました。

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最近入手した異次元列車を運転会デビューさせました。グレーの車庫とレールと組み合わせたらアラ不思議、一部だけモノクロに加工した写真みたいな光景が出来上がりました。
念の為ですが、ちゃんとフルカラー写真です。

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会場の端にはここ最近の流行である「東海型急行電車改造コンペ」の作品群を展示。ここに写ってる車両でちゃんとした製品なのは奥にある1975年の初代製品のみというある意味恐ろしい光景。

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赤羽駅を挟んで反対側のテーブルにあるのは砂川らによる籠原駅。写ってる車両が何一つしてまともでないのですが突っ込んだら負けです。


↓ここからは公開日(12月1日)↓

寝坊で遅刻しつつも堂々白馬に乗り見参した将軍様に一同深々と礼をしつつ会場入り。

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90年代がテーマなので、それっぽい車両たちで急速に車庫が埋められていきます。

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この並びにはシビれました。

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えちごやさんの作品、東武DRC。去年の府中運転会でオタクたちを湧かせたある意味問題作です。

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これは昼飯のラーメン。

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チキチキ205系レースの様子。山手線に単勝賭けてたのに負けました。

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最後は同一系列並びなどでシメ。楽しい2日間となりました。

将軍様万歳🙌

【プラレール】京王サンリオピューロランドトレイン

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9月に京王のHPに掲載されたサンリオ臨時列車のPDF、よく読んでみると「プラレールの先行発売」とのワードがサラッと書かれており、オイオイほんとに出すのか?と思っていたら11月20日に正式発表が出ました。

www2.keio-rail-land.jp

買わない理由が無いので、某氏分の代行も兼ねて発売日朝にれーるランドへ突撃。

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駅のベンチで撮るなって感じなんですけども。新メカの登場から5年も経つのに動力が更新されないので旧フォーマットパッケージでの登場です。

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真ッピンクです。京王のフルラッピング電車のプラレールは8000系高尾山トレインに続いて2例目。

全面の虹模様は印刷、他はステッカー表現です。

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バッドばつ丸けろけろけろっぴがハブられてます。かわいそうに。

京王も京急ほどではないもののプラレールの製品化には積極的なイメージがあります。次出すとしたら何になるんでしょうか。

【プラレール】ライト付ひかり ニュー立体交差セット(1989年版)

ランダムに絶版セット品を取り上げるこちらのコーナー、今回は1980年代後半のものになります。

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同名のセットにはプラレール30周年を記念して中間車が1両追加された1988年版と、箱の写真を変更し通常の3両編成に戻した1989年版がありますが、タイトル通りここでは後者の紹介です。このセットの翌年の1990年には、商品名から"ニュー"を外し「自動ポイントレール」と直線レール2本をおまけした「ライト付ひかり 立体交差セット」が発売されています。その後、1991年には車両を100系に変えた「たのしい電車ビデオ付 立体交差セット」、1993年には車両を300系を変えた「たのしい電車ビデオ付 立体交差のぞみ号セット」と進化していきました。

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収納容器は1988年版をそのまま流用しているので、1両分のデッドスペースが生まれています。単品売りの中間車を買ってきたら収納に困らないのでいいですね。

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・・・。

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レイアウト構成は1975年発売の「EF-15でんききかんしゃ りったいこうさパノラマセット」から続く、エンドレスに分岐を追加したスタイル。最近のセットでは「60周年ベストセレクションセット」が同じ構成です。40年以上使い回される有能レイアウト。

「ニュー立体交差セット」と、ニューと言うからには当然旧版もあるわけですが、旧版の車両はひかり号ではなくEF15でした。1975年発売のものの内容物を少し変更して1981年に発売された「電気機関車立体交差セット」がそれです。

EF15は1987年の新動力化から外れたので、その代わりにひかり号を入れてリニューアルしたものと見ていいでしょう。情景部品も駅が「こうか駅」、踏切が「ニュー踏切」、橋脚が「ブロック橋脚」と当時最新のものに変更されています。

レイアウトそのままに新幹線を入れてしまった事で東海道新幹線が踏切を通過するよくわからんレイアウトになってしまったのはご愛嬌。浜松工場あたりがモデルだと思い込みながら遊びましょう。

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セット内容写真をよく見ると、架線柱の付け方が旧版のままとなっています。この頃は既にブロック橋脚に取り付けるのが正しいはずなんですがねぇ。

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ちなみに1988年版に入っていた追加中間車はこちら。結構レアモンですよ。

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いつか88年版も手に入れたいところです(箱の価値10割)

【プラレール】ブルートレーンセット

特に書くような事も無いのでプラレールの記事が続いてます。久々にセット品紹介といきましょう。

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1979年に発売された「ブルートレーンセット」です。

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レイアウト構成そのものは基本NO.1セットに似ていますが、基本系セットではなく独立したセットとしてリリースされました。

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↑先日の府中で旧製品コーナーの中心に置かれてました。

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最初期のブルートレインなのでヘッドマークは丸富士、テールマークは俗に言う文字富士です。

同時に単品の「EL-05 ブルートレーン」が発売されているので、新製品アピールが目的のセットかと思われます。

しかしどうして「トレーン」なんでしょうか。不思議です。

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いずれ紹介するつもりですが、ストップレールは初期のツルツルしたレール面を持つタイプが入っています。音入り踏切も小屋の屋根がピンクの初期型。

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てなわけで、今回はここまで。次の記事も何かしら古いセット品をチョイスするつもりです。

【プラレール】ほどうきょう

運転会の記事を見ているとなんの説明も無しにさりげなく置かれてる詳細不明の車両や情景部品が目に留まるものと思いますが、今回はそのうちの一つであろう情景部品を取り上げます。

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跨線橋ではないですよ。歩道橋です。1972年のカタログに掲載されているので、大体その頃に発売された古めの情景部品になります。階段・歩道・柱の5パーツから成る組み立て式。

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ありがちな"初期の定番品"かと思いきや、1974年のカタログを最後に姿を見せなくなりました。単品の生産ラインから落とされたものと思われます。

単品で生涯を終えたプレートガーターなどとは異なり、鉄道風景を彩るアイテムとしては些か無視できなかったようで以下のセット品にも含まれていました。

C58転車台セット(1972)
ちんちんでんしゃセット(1973)
おうふくプラレールそうしゃじょうセット(1975)

実質3年ほどしか生産されていないレアな一品です。

10年ほど前、あらかた狩り尽くされた事を理解しながらも古いプラレールを探し始めた矢先、フラッと立ち寄った玩具店でこいつを見つけました。中古でも見かける事がないので、これに出会ったのは後にも先にもこの時のみです。

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どんな車両にも似合います。

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前言撤回。

ちなみに、1973〜76年の間、「トミカ歩道橋」という品名で同一金型の色違いがトミカ向けに販売されていたそうです。カタログ以外の詳細は不明。

【プラレール】てんてつき

現行品の「J-06 操車場」に含まれている3線分岐のポイントレール。その名を「ニューてんてつき」といい、近年まで単品発売もされていた定番レールです。「ニュー」と付くからには古い方が当然存在するわけで、それが今回紹介する「てんてつき」になります。

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とは言うものの、今やプラレール趣味者の間では知らない者はいない(ほんとか?)ほど絶版品としては有名なレールです。正直改めて紹介するような事もありません。

発売期間は1972〜80年頃。操車場や車庫を作るには格好のアイテムでした。

レバーが2つ付いている事と4線分岐の重厚感もあり、絶版品のレールの中では一番人気だと思われます。

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サイズは直線1本分。2011年に発売された「おおきな列車メンテナンスステーション」に付属していた4線分岐ポイントは直線1.5本分なので、こっちの方がコンパクトです。

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これはあまり知られてない(というか気にされてない)と思いますが、金型が二種類存在します。奥が初期、手前が後期です。ポイントの長さが変更されて進路変更の正確性が向上された他、ポイントの受け側モールドにも改修が入っているのが分かります。

他、特に特筆する事項なし。

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ちなみに、複線ターンアウトレール同士をジョイントレール凸凸・凹凹で繋げると分岐側が複線規格×2の複々線に収束するので、こんな繋ぎ方が可能です。

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それをレイアウトに応用した例。

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また車庫で互い違いに設置すると良い感じにコンパクトで収容能力のある留置線も作れます。



みんなも「てんてつき」を買いましょう(無理難題)


ちなみに、こんな使い方があるという話をフォロワーであるあいさんが紹介してるのでリンク置いておきますね。

xn--n8j2sc8dt093e.com

【プラレール】パッケージのパノラマ集

車両はもちろん、レールや情景を大量に使って広いパノラマレイアウトを組み立てるのはプラレールで遊んでいた子供の夢だと思います。自分も夢でしたが最近では子供に夢を見せる側です。

そんなパノラマ、セット品のパッケージに写真が載っているのを思い出す人も多いのではないでしょうか。というわけで年代別に集めてみました。

1960年代

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1969年頃の製品と思われる「電動超特急ひかり号セット No.2」
広い居間を持つ家なら十分に広げられそうなレイアウトの写真が載っています。

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パノラマ写真はセットにより異なり、これはひかり号のセットなので車両はひかり号のみとなっています。
白い「こうかレール」で鉄橋を挟んで4連アーチを組んでいるのが良いですね。情景は当時発売されていたものを最低限使っている模様です。
左端にかなり早期に消えた情景部品の一つ「電燈」が置いてある事に注目。

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あとはパノラマというよりレイアウト案ですね。曲線が多い。

1970年代

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1979年頃の「部品セット 複線」
レイアウト拡張用のセットです。

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裏面のパノラマは豪華です。車両は「パノラマ特急」「東海型電車」「寝台特急」「ひかり号」「D51」「地下鉄電車」の6車種。
こちらの左端には新旧トンネルが並んで置かれていて、情景部品の世代交代の時期に撮られたものと分かります。寝台特急の下にある「松の木」や高架線を走る「ひかり号」も現役最末期に当たります。

1980年代

80年代のパッケージでは子供がパノラマを広げている様子がメインとなり、作りかけのレイアウトでそのセットに含まれている車両や情景で遊んでるシーンが載せられています。

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1980〜85年頃に発売された「基本NO.1セット D-51」はセット内容とパノラマの関係性が薄いです。君が牽いてるそれはメロディD51だぞ、少年...
踏切を渡ろうとしているのが唯一の救いですね。

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1982年に発売された「ライト付 東北上越新幹線デラックスセット」
レイアウトを作りつつ遊ぶ様子が子供らしくて良いと思います。マメジョイントが落ちているのが気になりますね。踏んだら痛そう。

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こちらも1982年のカタログが入っていたので同じ年のものかも。「笛付 シュッポーD-51セット」です。
上の東北上越新幹線セットと共通性があり、手前の配線が変更されています。
奥の高架線に200系が置かれて、手前に高原の湖が置かれているところにストーリー性を感じます。

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1983年の「ライト付 東海道山陽新幹線セット」ではパノラマが完成され、セットレイアウトが独立して敷かれています。新製品アピールのためでしょうか?

1980年代後半からはパノラマを背景にセットのレイアウトを置いた写真が主流になりました。

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1988年発売の「近郊電車(ブルーライン)DXレールロードセット」

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ブロックビルやプラロードを組み合わせた「街」の風景がメインのパノラマです。1985年頃に登場したブロック橋脚を多用しているのもポイント。
基本レイアウトは箱の左側に載せ、パノラマ写真では子供が遊んでいる一部だけ写すのがこの時代の箱の特徴と言えます。

1990年代

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こちらは1996年頃の「のぞみ号4両編成ループセット」

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壁のように立つの奥の高架線とパネルステーションタワーが良いですね。


以上、持ってる製品からパノラマレイアウト写真を取り上げてみました。あでゅ。