現行品の「J-06 操車場」に含まれている3線分岐のポイントレール。その名を「ニューてんてつき」といい、近年まで単品発売もされていた定番レールです。「ニュー」と付くからには古い方が当然存在するわけで、それが今回紹介する「てんてつき」になります。
とは言うものの、今やプラレール趣味者の間では知らない者はいない(ほんとか?)ほど絶版品としては有名なレールです。正直改めて紹介するような事もありません。
発売期間は1972〜80年頃。操車場や車庫を作るには格好のアイテムでした。
レバーが2つ付いている事と4線分岐の重厚感もあり、絶版品のレールの中では一番人気だと思われます。
サイズは直線1本分。2011年に発売された「おおきな列車メンテナンスステーション」に付属していた4線分岐ポイントは直線1.5本分なので、こっちの方がコンパクトです。
これはあまり知られてない(というか気にされてない)と思いますが、金型が二種類存在します。奥が初期、手前が後期です。ポイントの長さが変更されて進路変更の正確性が向上された他、ポイントの受け側モールドにも改修が入っているのが分かります。
他、特に特筆する事項なし。
ちなみに、複線ターンアウトレール同士をジョイントレール凸凸・凹凹で繋げると分岐側が複線規格×2の複々線に収束するので、こんな繋ぎ方が可能です。
それをレイアウトに応用した例。
また車庫で互い違いに設置すると良い感じにコンパクトで収容能力のある留置線も作れます。
みんなも「てんてつき」を買いましょう(無理難題)
ちなみに、こんな使い方があるという話をフォロワーであるあいさんが紹介してるのでリンク置いておきますね。