基本的に人気が高く、値段もそこそこするプラレールの絶版品ですが、あまりにもマイナーで不人気なものも若干あります。今回はその代表格とも言える「風景スタンド」を取り上げる事とします。
両面に国内の観光地の絵が貼られた謎の情景部品。というか置物。本当にプラレールのものなの?と思うくらい微妙な存在ですが、1977年のカタログには堂々と6種が掲載されています。カタログでは「ふうけいスタンド」、商品のタグでは「風景スタンド」と表記揺れがありました。
ラインナップは「阿蘇山/神戸」「東京タワー/大阪城」「日光/十和田湖」「富士山/京都」「松島/札幌時計塔」「二見ヶ浦/日南海岸」。そのうち3種を入手。
1980年のカタログには載っていないので、70年代後半に出てすぐ消えたと推測します。
せめて絵でいいから国内旅行気分を...というスタンスで出したのでしょうか。