【プラレール】片側架線の違い

架線柱のうち、柱1本で架線を支える片持ちの架線柱のことをプラレールでは「片側架線」と呼んでいました。というのも昔の話で、今では単なる「架線柱」と呼ばれています。


そんな片側架線ですが、1983年の登場以来ほとんど形を変えていません。ただし、よく見てみると初期の製品と現行の製品で少し異なった箇所が見られます。

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右が1983年製、左が2018年製です。成形色が違うのは「それはそう」案件なので、ここでは差異としては扱いません。注目するのは支柱の下部です。

形状が異なるのが分かりますね。現行品は太く改良されています。

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初期の片側架線は「高架橋はしげた」と「(初代)ブロック橋げた」「(初代)ミニ橋脚」「(初代)坂カーブレール」に対応しており、円形の穴が成形されているのが確認できます。

この穴、現行の片側架線は入らない直径になっています。現行品のブロック橋げたの穴は少し太い直径の六角形にされており、架線柱もそれに伴って太くされているのです。

安定性や固定性を考えての改良だと思いますが、注意深く見ていないと気づかないところです。中古で集めた架線柱と橋脚がな〜んか合わねェなと思ったら確認してみましょう。

そんだけです。