1999年、プラレールは40周年を迎えました。それを記念して多くの記念品やイベントが企画され、当時存在したファンクラブ限定のものも発売されました。
それが「プラレール40thアニバーサリーアルバム」です。
プラレールファンクラブ情報誌「PLARAIL Poppo!」第4号の誌面上での通信販売のみの流通で、3000セットが発売されました。
プラレール史上初の5編成入りセットになります。
絶版品、現行品のカラーバリエーションと復刻品という組み合わせです。
1本ずつ紹介していきます。
1959年発売、プラスチック汽車。「40thアニバーサリーセット」では赤いバージョンが復刻されたので、こちらでは黄色となりました。
あまり知られていませんが、別に復刻品オリジナルカラーというわけではなく、実際に当時発売されていたカラーバリエーションです。
1961年発売、電動プラ汽車。こちらも先に黒色の方が復刻されたので、赤い方が登場。
本来の赤い個体は若干くすんだ色だったらしく、復刻品では見栄えを考慮してか明るい色となりました。
1971年発売、D-51急行列車。細かい事を言えば発売当時の商品名は「D-51きゅうこうれっしゃ」なのですが、オタク特有の指摘はこの際置いておくとしましょう。
当時のものと異なり、何故か客車の帯が車体裾に付いています。単純に間違えたそうです。
1979年発売、ライト付ひかり号。1996年に絶版となっていたので、3年ぶりの復活です。
1999年当時のラインナップにあったウエストひかりに準じたディテールアップが施され、屋根が銀塗装となりました。
ライトと鼻はこのセット特別仕様の黄色です。
1996年発売、500系新幹線。これは2020年現在でも現役ですね。
当時の製品の500系は実車よりもおもちゃ寄りのカラーリングをしてまして、色が濃い仕様でした。
このセットでは特別仕様として実車寄りの薄めの塗装となり、非常にリアルになりました。
2002年の製品リニューアルで通常品もこの500系っぽくなりましたが、通常品の方が濃いめです。
ひかり号を3色並べてみました。そういえば並べた事ないな〜って思って。