1980年に発売され1年ちょいで姿を消した「ライト付えき」から4年経った1984年、再びプラレールの情景部品に光るモノが現れました。
それが「とうだいトンネル」です。発売期間は1984〜86年。もちろん日本製。
1982年4月に発売された「いなかのトンネル」を流用し、灯台のギミックを組み込んだものになっています。当の「いなかのトンネル」(これまた激レア品です)を所有していないので比較が出来ないのが残念なところ。
[2019/10/23 追記] 入手しました。
通常品より若干短く隆起の多いトンネルにサイズ感がガバガバな灯台と柵がついてます。下の青いステッカーは波を表したもの。この波は元々貼られているものではなく、付属のものを貼る形式だったようです。
灯台小屋の屋根についている突起がスイッチになっています。
電池は単三1本。スイッチを入れると一定間隔で点滅します。
灯台がカーブの内径側にあるので、エンドレスを組むと海洋を囲う環状線とかいうバケモンみたいな路線が出来てしまいますね。灯台を重視するとなると捻ったレイアウトを作る必要がありそうです。
言わずもがなという感じですが、これも発売期間が短いために情報も少なければ出回る事も少ない激レア品となっています。ちなみに姉妹品の「いなかのトンネル」は一足早く1985年に絶版となりました。
運転会レイアウトに置くものとしては良いアクセントになるのでは。
2019/5/9 追記
第5回鉄道模型広場 in ルミエール府中にて前述の姉妹品「いなかのトンネル」との並びが実現。
成型色が違いました。