【プラレール】基本NO.3セット ライト付ニュー新幹線

基本セットの3番目の紹介です。

f:id:Nayuho:20200506200306p:plain
f:id:Nayuho:20200506200522p:plain

1983〜84年頃まで発売されていた「基本NO.3セット」のパッケージリニューアル版として、1985年に発売に発売された「基本NO.3セット ライト付ニュー新幹線」。

f:id:Nayuho:20200506200545p:plain

今までのNO.3セットにはL特急が入っていましたが、1985年に登場した100系新幹線を「EC22 ライト付ニュー新幹線」として製品化した際にセット品にも採用された形です。

f:id:Nayuho:20200506214109j:plain

レールも情景も増えてグレードアップ。NO.1・2にも言える事ですが、レイアウト自体は旧NO.3セットと同じです。

f:id:Nayuho:20200507005805j:plain

駅の部分に複線区間があるので他の新幹線車両(と言っても当時は0系しかありませんが)を使えばこだまとひかりの待避シーンが再現できますね。

f:id:Nayuho:20200507005853j:plain

この「並木」が好きな情景部品の一つなんですが、2000年代前半に消えてしまいました。復活してほしいですね。

f:id:Nayuho:20200507005736j:plain

「ニュー新幹線」は発売2年後に「2スピード新幹線」として新動力にリニューアルされた上にライトが撤去されたので、このライト付旧動力仕様はかなりのレアものです。

プラレール製品紹介記事一覧

だんだんとプラレールの製品紹介の記事が増えてきたので、単品・セット品・情景部品を年代別にまとめました。
ブログを開くと本文記事が並ぶため、PCからアクセスした場合のみ上のメニューバーから当リンクに直接飛ぶようにしています。

車両単品

1970年代
D51きしゃ(青D51)
C-58じょうききかんしゃ
ニューでんしゃ
ニューひかり号
EC01 ひかり号
EC04 寝台特急

1980年代
EC08 スカイライナー(新塗装)
EL06 ファミリーりょこうサロンカー

1990年代
リニアモーターカー
プラレール40周年号

2000年代
異次元列車

2010年代
京王サンリオピューロランドトレイン
小田急ロマンスカーGSE7000形


セット品

1970年代
D-51こうげんのえきセット
クロスはねばしセット
ふえふきはっしゃセット
ブルートレーンセット

1980年代
基本NO.1セット D-51
基本NO.2セット ライト付ひかり号
基本NO.3セット ライト付ニューひかり号
レール・ロード踏切セット
ライト付ひかり ニュー立体交差セット
ライト付 東北上越新幹線 デラックスセット
L特急 ブロック橋げたセット
ライト付 東海道山陽新幹線セット 開通20周年記念新幹線専用高架レールセット

1990年代
たのしい電車ビデオ付 立体交差セット
人形あそび はじめてのセット

2000年代
ありがとう夢の超特急 新幹線ひかり号セット

2010年代
京成・都営・京急相互直通50周年トリプルセット


情景部品・レール

1960年代
ふくせんステーション(緑ホーム個体)

1970年代
ほどうきょう
回転広告塔
プレートガーター
風景スタンド
てんてつき

1980年代
ライト付えき
とうだいトンネル
いなかのトンネル

1990年代
切符ごっこ駅

【プラレール】基本NO.2セット ライト付ひかり号

基本セットシリーズの2つ目。

f:id:Nayuho:20200502205606p:plain

「基本NO.2セット ライト付ひかり号」

f:id:Nayuho:20200502205647p:plain

単品の同製品が発売されたのとほぼ同時の1980年に発売、車両がニュー新幹線に置き換えられる1985年頃まで生産されました。

f:id:Nayuho:20200502205703p:plain

信号機と立ち木が1本ずつ増え、ストップレールとターンアウトレール、駅が追加されたレイアウト。

f:id:Nayuho:20200502205729p:plain
f:id:Nayuho:20200502205751p:plain

1984年生産の個体です。NO.1セットと比べるとバーコードの有無が分かるので、1985年からバーコードが導入されたようです。

f:id:Nayuho:20200502205810p:plainf:id:Nayuho:20200502205826p:plainf:id:Nayuho:20200502205844p:plain

NO.2セットの説明書。

f:id:Nayuho:20200502205913p:plain

1981年10月現在のカタログも入ってました。サロンカーやおどりこ号、R/Cシリーズも載っていて賑やかな内容でした。

f:id:Nayuho:20200502205934p:plain

デッドストックなので入手してから箱から出すこともなく、この記事用に初めて組み立てました。

【プラレール】基本NO.1セット D-51

車両・レール・情景を手頃な価格で入手できるプラレールのセットが、いわゆる「ベーシックセット」です。

現在では新幹線が入ったベーシックセットが主流ですが、1986年頃までは「基本セット」と称してNo.1〜3の3種類が発売されていました。数字が増える事にレールと情景が増えていくスタイルでした。

このD-51のセットが最もスタンダードな入門向けのものになります。発売期間は1982年頃〜87年と思われます。

f:id:Nayuho:20200502180400p:plain
f:id:Nayuho:20200502181044p:plain
f:id:Nayuho:20200502181309p:plain

元は70年代に複数あった入門系セットのうちの「D-51セット」で、70年代末期から80年代かけてパッケージが更新された際に「基本セット」として固定された形になります。新動力化された1987年からは「D-51セット」に名前が戻され、1995年頃まで生産されていたようです。

この個体は1985年頃の生産。定価2500円です。

f:id:Nayuho:20200502181506p:plain

セット内容。

f:id:Nayuho:20200502181757p:plain

レイアウトを組んだ様子。蒸気機関車が主役なのに架線柱が入ってるのが謎です。

f:id:Nayuho:20200502182052p:plain

D51は車両単品の「ライト付D-51蒸気機関車」と共通の金型を使用しているので、ライト部分に穴が空いたタイプが入っています。

f:id:Nayuho:20200502182553p:plainf:id:Nayuho:20200502182610p:plainf:id:Nayuho:20200502182626p:plain

説明書も入ってました。

次は基本NO.2セットを紹介したいと思います。

【プラレール】レール・ロード踏切セット(1986年版)

1985年にプラレールと互換性を持つ自動車シリーズ「プラロード」(旧)が登場しました。プラハイウェイの後継、プラロード(新)の前身です。

互換性を持つと言っても橋脚(ブロック橋脚)が共通という程度でしたが、登場翌年には早くもプラレールと一緒に遊べる情景部品が登場し、セット品も発売されました。

f:id:Nayuho:20200502145214p:plain
f:id:Nayuho:20200502151712p:plain

それが、情景部品「レール・ロード踏切」を組み込んだレイアウトが特徴の「レール・ロード踏切セット」になります。

f:id:Nayuho:20200502150902p:plain

定番のエンドレスにプラロードを追加したレイアウトになっています。車両のチョイスがL特急なのが少し残念な気がします。

発売翌年の1987年には車両の新動力ユニット移行と同時に箱をリニューアルして「L特急 レール・ロード踏切セット」として1988年まで継続して生産されました。便宜上、旧動力仕様を「1986年版」、新動力仕様を「1987年版」としています。1986年版も1987年版も製造期間が短いのでそこそこなレアモノです。

f:id:Nayuho:20200502151038p:plain

セット内容。コンパクトですが内容物は多め。

f:id:Nayuho:20200502151112p:plain

レイアウトを組んだ様子。線路と道路の立体交差がグッドです。

f:id:Nayuho:20200502151547p:plain

2階建てバス。旧プラロードの車はチョロQに近いサイズをしてます。

f:id:Nayuho:20200502151754p:plain

プラロードも集めたくなってきますね。


最近気付いたんですが、どうやら商品紹介系は今やYouTubeでの動画投稿が主流みたいですね。個人サイトやブログのような写真と文章を主とした媒体で情報収集をしていた身としては、動画はあくまで補完的な役割をするツールだと感じていたのでジェネレーションギャップ的を受けたような気持ちです。(時代についていく事に失敗した人のボヤキ)

【プラレール】玩具店店頭用のカタログポップ

以前、こんなものを入手しました。

f:id:Nayuho:20200427232049p:plain
f:id:Nayuho:20200427232115p:plain

玩具店の店頭にぶら下がっていたであろうカタログのポップです。1981年10月現在のラインナップです。

サイズは縦43cm × 横59cm。

f:id:Nayuho:20200427232402p:plain
f:id:Nayuho:20200427232442p:plain

複線単線ポイントレールが初期型だったり、急行電車が試作品で載っていたります。

f:id:Nayuho:20200427232513p:plain

何故かラインナップに載っていないパノラマ特急は中間車単品だけが載っています。「レッドアロー号」「パノラマカー」は右上に文字だけでの登場。

いい加減です。

【プラレール】ニューでんしゃ

ある程度プラレールの歴史を齧ってる人なら、この製品を知らない人はいないと思います。

f:id:Nayuho:20200427071558p:plain

「ニューでんしゃ」
1972年から76年にかけて生産・発売されていました。こちらはG-20と印刷されているので1972年の製造分。

庭に生えてたので捥ごうとしたのですが、ビクともしなかったので5000円を差し出したら自分から落ちてくれました。

とある本曰く「ステンレスみたいな銀メッキの電車」とのこと。「電動プラ電車」の系譜にいるので、モデルはおそらく国鉄301系でしょう。

とは言え、子供の想像力は無限大です。営団3000系や東急6000系7000系に見立てて遊んでた子もいた事と思います。

f:id:Nayuho:20200427071819p:plain

メッキは遊ばれるとどんどん剥がれてしまうので、これ以上剥がれないように袋に入れて厳重に保管してます。

f:id:Nayuho:20200427072053p:plain

まぁなんというか、おもちゃだなぁというフォルム。銀色にしておけば最新の電車に見えるだろというトミーの企画室の会話が聞こえてきます。

f:id:Nayuho:20200427072202p:plain

動力ユニット。ここも銀メッキだったら面白かったのに()

f:id:Nayuho:20200427072242p:plain

蓋の裏には電池の入れ方が印刷されていますが、新しい紙で上書きされています。描かれている内容からプラ電車金型改修の過渡期に当たるものだと推測します。

1974年頃から製造された分は箱がリニューアルされ(上下箱の最終タイプ)、しばらくして金型も片運転台に変更されていますが程なくして絶版したので実は片運転台の方がレアだと言われています。

ナハネ20 2237

三重県亀山市の関ロッジに保存されているブルートレイン、20系客車のナハネ20 2237。

関ロッジが国民宿舎だった頃は宿泊室の一部として使われていました。

亀山に実家がある関係で何かとこのロッジとは縁があり、幼少の頃から客がいない日に限って「勝手に見てええよ」と鍵を渡され車内を探索したものです。

2015年に国民宿舎としての営業を終了し、現在ではゲストハウスとして本館が素泊まり専用で使われているみたいです。肝心の20系は老朽化が著しく、現在では宿泊できません。

f:id:Nayuho:20200427063909p:plain

2年前にご挨拶に伺った際、コーヒーを頂きながら軽く昔話をしていたら中を見せて頂きました。

f:id:Nayuho:20200427064109p:plain

屋根にはシートが被せられ、車体の色も随分褪せてしまっています。再塗装されてピカピカだった頃にも入った事があるのでちょっと寂しいです。

f:id:Nayuho:20200427064223p:plain

ブルートレイン特有の部屋は一部の壁が取り払われ、1部屋6人で宿泊できるようになっていました。

f:id:Nayuho:20200427064315p:plain

もちろんハシゴも当時物!

f:id:Nayuho:20200427064345p:plain

洗面所もしっかり残っています。

f:id:Nayuho:20200427064430p:plain

広告も残存。昔は温度計もあったんですけどねぇ。外されちゃったかな?

f:id:Nayuho:20200427064607p:plain

車体裾が... 木々生い茂る山中にあるので腐食しやすいのでしょうか。

f:id:Nayuho:20200427064654p:plain

三段ベッドの最上部は結構高くて怖いです。屋根も丸っこくて普通に頭をぶつけそうになります。これで線路上を走りながら一晩...と思うと、遠慮しちゃいそうです。

f:id:Nayuho:20200427064758p:plain

2019年内には撤去すると聞いていましたが、この前散歩がてら付近まで行ったらまだ残ってました。貴重な20系客車なので移設してまでも残してほしいなぁと思うのですが、ここまでボロっちくなると移動させるのも危ない気がします。

思い出深い車両なだけに心配です。