【プラレール】ニューひかり号最終生産タイプ

度々取り上げている青鼻の0系「ニューひかり号」、単品は1980年にライト付きひかり号の登場により入れ替わりで絶版となりましたが、1979年発売の「複線自動ステーションセット」に同封され1982年頃まで存続しました。ライト付きと平行して製造されていたとすると、"ニュー"も共通のシャーシを使っていたのでは?とは前々から思っていました。

f:id:Nayuho:20190410225614p:plain

先日の各務原にて。前後ともライトにも青いプラスチックが嵌められているライト付きタイプなのが分かります。後尾車は既に持っているので、初めて見る事になる先頭車を少し拝見。

f:id:Nayuho:20190410225927p:plain

想像した通りのライト付きシャーシ。ライト付きの初期型は車体側に電球があり、シャーシ側の電極と接触する事で点灯させていました。スカート側にある丸い突起が金具押さえ。

f:id:Nayuho:20190411002342p:plain

左がニューひかり号で右がライト付きひかり号。

この金型を見るに「複線自動ステーションセット」にライト付きを入れるとコストが跳ね上がる事から"ニュー"を入れたのではないかと。とりあえず気になっていた事が確認できたので満足しました。

第17回 各務原プラレール運転会

池袋、川口に続き再びの週末プラレール。毎年春に岐阜県各務原市で開かれてる運転会、通称「各務原プラレール運転会」に参加してきました。

2003年から開催されていて今年で17回を数える老舗の運転会です。3月になるとツイッターのタイムラインに情報が流れてくるので、目にした時は「今年もやるんだな〜いつかは行ってみたいな〜」と思い、当日の予定や金銭面がどうなるか分からなかったのでひとまず保留に。小さい頃はインターネット上にアップされている開催レポを隅々まで読んでいた運転会だったので、憧れの地であり目標でもありました。


ぼく「各務原行きたいけど、遠いな」
茶さん「お待ちしてます。」
わぐちんさん「(三重の)亀山よりは近いでっせ」


開催日は7・8日の土日。土曜は予定が入っていたので行くなら日曜の日帰りになりますが、いかんせん東京から岐阜まで思い立って出向くのも中々パワーのある行動だなとしばらく葛藤。基本、遠出する時は前々から計画を練るタイプなのです。

結構悩んだどころで「思い立ったが吉日」という古事を思い出し、行かないと後悔しそうだなと出発の15時間ほど前に決断。朝5時台に東京駅に出向き、金銭面なんて知るもんかとJR全線きっぷうりばでクレカをドロー。

f:id:Nayuho:20190409224951p:plain

ツイッターを見てみると関東の運転会でお馴染みの方々が続々と中京方面に向けて移動中、もしくは宿泊先でお目覚めの模様。

家を出る5分ほど前までは完全手ぶらで向かうつもりだったのですが、運転会に行くと必ず荷物が増える法則に気づき鞄を持つことにしました。

f:id:Nayuho:20190409225511p:plain

着。各務原へ向かいます。

岐阜を経由して名鉄に乗り継ぎ最寄駅着。駅を降りるとすぐに雅さんとぺこりさんを発見。顔を激写されました。桜が綺麗な場所だったのですが撮り損ねました。かなしい。

さーて会場の方へ、というところで向かい側からそーなん参上。先週埼玉で会った人と岐阜の道端でばったり会うって何なんでしょうか。

f:id:Nayuho:20190409233950p:plain

お邪魔いたします。会場に着くと素晴らしいレイアウトがお出迎え。

f:id:Nayuho:20190409232632p:plain

東京都在住でありながら三重県民なので、けんぼーさんの近鉄ブースにはクラクラ。特急車の改造車もさることながら、車庫には中国で流通していた例のビスタカーが。情報量に押しつぶされそうです。

f:id:Nayuho:20190409233351p:plain

複線ステーションにあのゲタ電。SNSが普及する以前にネット上で見た光景が目の前で繰り広げられます。そういえばジオシティーズ潰れましたね。

f:id:Nayuho:20190409233633p:plain

機関区と客車区でしょうか。密度も凄いし車両も凄いです。高架線上を赤いED70が行ったり来たりしてました。

f:id:Nayuho:20190409234054p:plain

会場にEC箱の寝台特急があるとの情報を掴み自分の個体を持参。おそらく同じ生産ラインで作られた寝台特急同士、40年ぶりくらいの再会かもしれません。

f:id:Nayuho:20190409234532p:plain

ウオッ...(声が出ない)

f:id:Nayuho:20190409234730p:plain

えちごやさんの583系が走り始めたので、負けじとオリジナルの583系を取り出し走らせていただきました。奥に写る長い583系がえちごやさんのものです。こう見るとオリジナルはまるでおもちゃですねぇ。おもちゃなんですが。

同じ沿線に住む福遠さんと会場で会ったので「帰り考えてる?」と聞いたところ「何も」とのお答えをいただきました。アクティブな夜が来る予感。

f:id:Nayuho:20190409235438p:plain

撤収作業ではレイアウトに組み込まれていた旧製品群の収納を任されたので震える手で片付けました。ヒィ。

f:id:Nayuho:20190409235719p:plain

眼福じゃ...

帰りは福遠さんと黒江さんとで新幹線で帰ることに。時間が来るまで中古品店ハシゴツアーに行きました。

名古屋駅まで雅さんの車で送って頂きました。ありがとうございます。

帰りののぞみでは疲れて寝ている両名に挟まれ、これオセロなら俺も寝なきゃダメなやつじゃない?と意味のわからない事を考えていたら東京に到着。

f:id:Nayuho:20190410000353p:plain

日帰り各務原弾丸ツアーここに閉幕。非常に有意義な日曜日になりました。

来年も予定が合えば参加したいと思います。運営する大御所様の方々を始め会場でお会いした皆さま、本当にありがとうございました。こんな若手ですが、よろしくお願いします。

第1回川口でんしゃ広場

池袋の翌週、3月30日・31日は将軍様主催の「川口でんしゃ広場」に参加。記念すべき第1回開催となりました。

30日は設営日。道中、平塚さんと名誉会長さんに偶然合流し会場入り。オタク特有の遅刻をかましてしまったので机の配置や大まかな線路配置は既に済んでました。

が、

f:id:Nayuho:20190409131358p:plain

将軍「駅これしかないんです」
ぼく「え、これしかないの?」
将軍「これしかないんです」

というわけで駅をどうするかという議題でひとまず軽く会議。このまま一箇所に固めるか、分けて二箇所に小さく作るかなど。最終的にはこの写真の通り、複々線2面4線の駅だけ置いてあとの箇所はヤードとか貨物線とかで埋めようとの結論で会議は終了。

f:id:Nayuho:20190409131731p:plain

狂夜さんが「本線を斜めに跨ぐ線路があればもう満足」と言っていたので組み上げた箇所。この鉄橋は車庫の設置やレイアウトの見直しで形をそのままに奥の方に追いやられていきました。

f:id:Nayuho:20190409132209p:plain

建設中の車庫。隣を通る新幹線はプロ市民の反対運動で建設が止まっています。

f:id:Nayuho:20190409132347p:plain

外周に机が追加されて通勤電車フル編成用の車庫が作られました。本線はその分外側に伸ばされて上のオーバークロスも延長。

f:id:Nayuho:20190409132513p:plain

オーバークロスはそのまま本線の外側に接続。坂レールの先にポイントを設けると脱線の危険性があると川口建設省からの指摘が入り、若干並走してから合流する形に。皆口々に「三河島じゃん」と申しておりました。

f:id:Nayuho:20190409132952p:plain

設営が済んだ様子です。試運転には旧動力のライト付きひかり号とL特急寝台特急が登板し「試運転列車が贅沢すぎる」と評されました。

ここからは翌31日の写真。

f:id:Nayuho:20190409133329p:plain

京浜東北線の主力車両ガラナです。高崎線とか京王線でも主力として活躍しています。

f:id:Nayuho:20190409133433p:plain

冗談はさておき車庫の模様。流石川口、京浜東北線が並んでいます。

f:id:Nayuho:20190409133608p:plain

会場からの脱走を試みるキハ183。

f:id:Nayuho:20190409133744p:plain

無煙化と電化の波が押し寄せているのが見受けられる転車台。老兵電動プラ汽車も肩身が狭そうです。

f:id:Nayuho:20190409133952p:plain

最近一部で話題の極悪なヤツらです。

f:id:Nayuho:20190409134511p:plain

途中でやってきた寅さんが同人オリジナル透明ケースを配布。単品箱が丸ごと入る優れものです。こんな展示の仕方もできます。

楽しい2日間でした。主催の将軍様とお会いした皆様、お疲れ様です。次回開催もお待ちしています。

第4回池袋鉄道模型芸術祭

3月も終わりに近づいてきた日曜日。24日に池袋の東京芸術劇場で開催された「第4回池袋鉄道模型芸術祭」のプラレール展示に伺って参りました。

そーさんさんにお声掛けを頂いていたものの、元々予定が入っていて開催日の両日とも不参加のつもりでしたが直前になって日曜日の予定がパアになり、そんじゃ行かない理由なくない?WowWowみたいなノリで池袋へ。

f:id:Nayuho:20190409010422p:plain

ぺたぞうさんのブースです。昨年夏のJAMでの展示でもお世話になりました。
地下の吹き抜けにある入場無料ゾーンでの展示です。

f:id:Nayuho:20190409010533p:plain

場所が場所なので都心を走る電車たちが...的なコメントを加えようと思ったのですが、車種が鉄オタセレクトすぎますね。挙げ句の果てに地面から583系が生えてます。

f:id:Nayuho:20190409010729p:plain

一畳。圧巻ですね〜。茶色の橋脚が会場の雰囲気にマッチして落ち着いた雰囲気を出しています。

f:id:Nayuho:20190409010921p:plain

新幹線の線路を走るのは私の0系と銀嶺の1000形C編成。基本的に運転会等で0系を走らせると子供ウケが最悪なんですが、流石鉄道模型のイベントに来る子供たち、「0系だ!」と声をあげてくれます。

f:id:Nayuho:20190409011231p:plain

池袋を通る路線と言えば山手線。4世代の車両が勢揃いしてオタクたちがニヤけてました。私もニヤけました。

f:id:Nayuho:20190409011335p:plain

流石の鉄オタキッズでも理解してもらえなかったネタ。お隣のレゴ鉄道ブースの方に「なんてマニアックなものを...」と言われてしまいました。

f:id:Nayuho:20190409011602p:plain

閉幕後の撤収作業。橋脚の収穫が旬を迎えています。

会場の復元後はぺたぞうさんを含め参加メンバーで談笑。その後は帰宅組と夜ごはん組で別れて解散。「サイゼよりガストにしない?」の一声でガストに行きました。

以前から面識があった寅さんとここで初めて相互フォローに。コミュニティの拡大です。

23日に参加した福遠さんの記事はこちら↓

fukuen-4468.hatenablog.com

【プラレール】プレートガーター

過去の情景部品には味のあるものが沢山ありましたが、短命に終わってしまったものも少なくありません。「プレートガーター」もその一つです。

f:id:Nayuho:20190403000154p:plain

1975年に「こうげんのえき」「せんしゃじょう」と共に新製品として登場。したのですが、定番商品になれず翌1976年には絶版。前者二つと異なり、セット品には唯一含まれませんでした。という事でもちろん入手困難品です。

f:id:Nayuho:20190403000317p:plain

長らく1個だけの所有だったのですが、最近4個増えました。どうやって入手したかは、内緒だぜ(知っている人は知っていると思うがな...)

f:id:Nayuho:20190403000259p:plain

f:id:Nayuho:20190403000338p:plain

リベットのモールドが良いアクセントになっています。両面使える優れモノですが橋脚の溝にははまりません。強引にはめて使いましょう。

短命なだけあり知る人ぞ知るレールです。

ちなみに

f:id:Nayuho:20190404000307p:plain

硬質素材なので噛み合いが強く、橋脚の支持無しでも結構繋げられます。複線のオーバークロスも余裕のよっちゃん

f:id:Nayuho:20190404000416p:plain

鉄橋、あるいは二倍直線を使わないと出来なさそうなこんな配線もプレートガーターでエモく演出できます。使い方次第では運転会でかなり活躍するのでは。

なお、本物のガーター橋は長くすればする程たわみが発生するので、その分多くの橋脚が必要になります。プラレールはおもちゃなので長スパン無橋脚でも気にしません。

【プラレール】京成・都営・京急相互直通50周年トリプルセット

以前書いた橋脚の記事が一次ソースとしてツイッターで取り上げられているのを見つけてビビりました。こんばんは。


珍しく現行品を取り上げる回です。


先日、ツイッターを眺めていたらこんなツイートが目に飛び込んできました。

へぇっ!?ってもうダブル☆オドロキですよね。

約8年ぶりとなる京成3050形のプラレールの再登場、京急1500形通常塗装に加えてなんと都営5300形がついに製品化。都営地下鉄プラレールは2001年の三田線3600形以来約18年ぶりとなります。

この内容で限定3000個と来たもんだ。早く蒸発するに違いないと踏んだワタクシは発売日の朝におとどけいきゅう鮫洲店へ。開店十数分前に着いたら結構な列が出来ていました。

入手。セットの1500形中間車を使えば120年の歩み号がフルの4両編成に出来るのでこれも同時に購入。

f:id:Nayuho:20190329232825p:plain

買っちった(満足)

再販・新製品・カラーバリエーションの抱き合わせ。商売が上手い。

f:id:Nayuho:20190329233218p:plain

直通運転の記念セットということで、京成3050形は都営の西馬込都営5300形京急羽田空港京急1500形は京成の成田空港とそれぞれ乗り入れ先の行き先が貼られています。

f:id:Nayuho:20190329233424p:plain

最近の例に漏れず動力車は載せ替えOKシャーシ(新メカ)ですが、3050形だけは新メカ登場前に発売されたものなので旧式の動力。

f:id:Nayuho:20190329233644p:plain

これと言った通称がないので「低速動力」とか「(電池)下入れ式」などと呼んでます。新製品でこの動力見たの久々かも。

f:id:Nayuho:20190329233943p:plain

注目の5300形。再現度が素晴らしい。この調子で5500形と10-300形も出してくれないかなぁ。

(2019/4 追記) 5500形も出ましたね。
(2020/4 追記) 10-300形も出ました。

f:id:Nayuho:20190329234253p:plain

ちなみに3編成セットは今年で登場から20年経ちます。最初の3編成セット「復活!電動プラ電車トリオ」(1999)と並べてみました。
箱のフォーマットはもちろん、車両の造型にも年月の差を感じられますね。もっとも、このプラ電車は99年時点で20年以上前の金型なわけですが。

f:id:Nayuho:20190329234546p:plain

同時購入した「京急120年の歩み号」にセットの1500形中間車を連結してフル編成化。まだ実車を見てないです。

都営5300形京急1500形は今後単品でも発売されるみたいです。以上でごぜーます。

京都と大阪に行った回

3月18日から21日まで今年二度目の帰省。実家でゴロゴロしているのもの良いんですが、三重からさほどアクセスが悪くないということもあり毎年京都や大阪に出かけています。というわけで、20日に京都大阪へ出向くことにしました。

関西線の亀山駅から6時40分発の加茂行きに乗車。草津線で京都方面に向かうので乗り換え駅の柘植まで行きます。

しばらくは晴れていたのですが、加太を超えたあたりから急激に車窓が真っ白になりました。標高が高いところを走るので、付近の山に雲がかかっているのはあまり珍しくありません。とは言えやけに白い空間から抜けないので、もしかしてと思いツイッターで「霧」と検索してみるとこちらのツイートがヒット。

一向に晴れる気配のない霧の中を進み、柘植に到着。降りてみるとこんな景色が広がっていました。

f:id:Nayuho:20190322155418p:plain

視界は広がってないので景色が狭まっていましたという方が妥当でしょうか(?)

霧の奥からやってきた京都行きの電車に乗り込みます。

f:id:Nayuho:20190322155921j:plain

貴生川あたりまでこんな感じでした。

f:id:Nayuho:20190322160259j:plain

このまま京都まで乗ろうと思っていたのですが、先日「中二病でも恋がしたい!」の映画を観て聖地巡礼をする機運が高まったので石山で下車。駅前の写真を1枚だけ撮って浜大津烏丸御池を経由して京都へ。

f:id:Nayuho:20190322160923j:plain

イェア。

このタイミングで撮っておきたいものと行きたい場所が出てきたので、ひとまず京都をスルーして大阪へ向かいます。

f:id:Nayuho:20190322162228j:plain

行きたかった場所はここ、阪急梅田駅の京都線ホーム側にある「りら 梅田駅三階店」。今月27日に閉店するとのことでなので記念に。オムライスとコーヒーのセットを頂きました。

ひっきりなしに入ってくる阪急電車を眺めながら食べる昼は中々良いもの。利用客の多さに反して店内は閑散としていました。

インスタ人間の真似をしてこんな写真を撮ってみましたが、スプーンは出しておくべきでしたね。見栄えを考慮しないオタクくんなところ出ちゃったねぇ〜。

しばらくくつろいだので神崎川駅へ。

f:id:Nayuho:20190325225107p:plain

最近話題の8000系トップナンバーを狙いました。三宮方で良い写真が撮れると聞いたので来たのですが、当たり前のように先客がいたので梅田方で撮影。神崎川来る意味あったか?

十三で8000Fの折り返しを撮ってから、先日開業したおおさか東線の新線区間に乗るために淡路へ。

f:id:Nayuho:20190325225438p:plain

いつになったら完成するんだ連続立体交差事業。

f:id:Nayuho:20190325225813j:plain

JR淡路。これから再開発が始まるんでしょう。駅前は広く整備されていました。

さて新線の電車に乗車と参りますが、やってきたのは201系。大阪環状線から追い出されたと思えば緑色を纏ってこっちに投げ込まれたみたいです。

f:id:Nayuho:20190325230311j:plain

城北公園通駅で下車。駅を出てすぐにあるガード下に見たいものがあったのでやって来ました。

f:id:Nayuho:20190325230521p:plain

これです。「皆で万国博を成功させましょう」と書かれた標語。1969年頃のものと推測されます。文字そのものは消されていますが、よく今まで一面塗りつぶされずに残っていたなと思います。上の「午后」という表記も良いですね。エモーション。

2025年の大阪万博が決まった事ですし、再利用されたらいいなと思う反面このままずっと残しておいてほしい気持ちもあります。

何枚か写真を撮ったので、新大阪を経由して京都に戻ります。

f:id:Nayuho:20190325231155p:plain

嵯峨野線の新駅「梅小路京都西駅」にやってきました。最寄りの京都鉄道博物館が休館日だったせいか、利用客はそこそこという感じ。それにしても嵯峨野線ってエラく混みますね。嵐山に向かうであろう客で鮨詰めでした。

f:id:Nayuho:20190325231610p:plain

再び京都駅。数を減らした奈良線103系をお目当てに来てみたらあまり待つ事もなく入線。城陽行きですがこの車両だけ幕が故障しているみたいで「普通」表示。側面は白幕になっていました。

16時前とかいう京都をフラつくにも微妙な時間になってしまったので、何度も使っているわりには駅そのものはあまり知らないなと思い京都駅をフラつく事に。

f:id:Nayuho:20190325232300p:plain

ミスドを見つけたので軽く腹ごしらえをして、伊勢丹を覗いたり空中径路を歩いたりして駅舎端から1枚。こう見るとものすごい建物ですね。散歩してみる価値ありです。

19時台に出る柘植行きに乗るまで適当にウロついたり何か食ったりボケッとしたり、短い時間ながらも京都駅を満喫しました。


実は京都に行く理由が一貫して「中学の修学旅行が物足りなかったから」なワタクシ、来るたびに有名な場所からニッチな場所まで足を伸ばしていますが、次回あたりは修学旅行で行かなかった寺院や神社に行こうかなと思ってます。

【プラレール】D51きしゃ(青D51)

一度ある事は二度あるとはよく言ったもので、青D51の2編成目を入手しました。と言っても半年以上前の話になるんですが。

f:id:Nayuho:20190307230151p:plain

しかも箱付きです。もちろん上下箱。3両目の貨車(カーコンテナ車といいます)にあるはずのミニカーはまたも欠品。

さてこの"D51きしゃ"、公式には...というか通説では1973年発売で同年生産終了のレアモノなのですが、最近読み漁ったいくつかの書籍では1970年発売だったり1971年発売だったりと一定ではない事に気付きました。

そしてこの箱には既存の書籍やウェブサイトで公開されている同一箱とは違い、日本玩具協会のSTマークが印刷されていません。これはつまり、プラレールが玩具安全基準を満たす前に発売された商品だという事を意味します。

プラレールがいつまでに玩具安全基準に合格したのかという資料が見当たらないのですが、STマーク付きの同箱が存在している事から1970〜73年の間である事は間違いないでしょう。

で、何が言いたいかと言うと「発売は1970年頃で思ってたより流通期間が長かった」というだけ。ちなみに1970年のカタログには正にこの青D51がラインナップとして載っているので、同年発売で確定かと思われます。

f:id:Nayuho:20190307231930j:plain

この個体は前面側面共にナンバープレートが残っていて綺麗な状態を保っています。

f:id:Nayuho:20190307232246p:plain

青いなぁ...

それにしても、前の記事で提唱した「青い車体が不評で短期間で生産終了説」*1は今回の記事の内容からすると否定される事になります。やはり単なるカラーバリエーションとして生まれたと見るのが妥当でしょうか。

*1:いくらおもちゃとは言え青い蒸気機関車はダメなんじゃないか的な